ダメージジーンズ
西日本産業
こんにちは。
営業の河瀬です。
先日、若い男性が履いていたダメージジーンズを見て祖母を思い出しました。
私の祖母はとにかく元気で、言葉遣いが荒く、せっかちな性格の人でした。
そんな祖母なので、子供の頃はあまり近づかないようにしておりました。
高校生ぐらいになれば、優しい人なんだと気づくようになりましたが、なんせ言葉遣いが
悪くて私の事も幼少時から呼び捨てかお前でした。ちょっと怒らせると「きしゃーん、なんしよんか」
と小倉訛りで説教をされたものです(笑)
そんな祖母の優しさに触れたのは、私が大学生の時に祖母の家へ泊まりに行った時の事。
当時流行っていた、膝あたりに切り込みを入れたダメージジーンズ(35年ほど前)を履いた私をみて祖母が眉間に皺を寄せていたのを覚えております。
そして、翌朝お気に入りのジーンズが見当たらず、探していたら祖母が「ズボン直したけぇ」と私に持ってきました。
そのジーンズをみて愕然としました。
フランダースの犬の主人公ネロが履いていたズボンのように膝当てを裁縫されていました。
そして「ズボン買う金無いなら、ばあちゃんが買ってやるけぇ」と寂しそうに言われました。
そんな優しさを当時は理解出来ずに怒って文句を言ってしまって、ばあちゃんごめんね。
明日は久保田さんです。