神様おかえりなさい
西日本産業
師走の寒さが身にしみます。
けやき通り店 松田です。
けやき通り店の隣にはお稲荷様がいらっしゃいます。
先月はそのお稲荷様のお社の補修工事が行われました。
結構大がかりなリフォームだったので、工事の間、お稲荷様は篠山神社に間借りされていましたが、今月の初め、すっかりリフォームされたお社にお稲荷様が帰ってきました。
ピカピカの銅板屋根がキレイな(おそらく)フルリフォームのお社です。
この屋根が緑青で覆われ、趣深い美しい青緑に変化していくのを毎日眺められると思うと、けやき通り店の役得&ご利益(?)に感無量です。
そんなこんなで先日、隣の真新しいお社のことを建築板金の技術者さんとお話しました。
以前は個人宅の屋根も瓦と一緒に銅板が使われていたそうですが、今はステンレスに変わってしまったと教えていただきました。
原因は「酸性雨」。銅板は酸に弱いので、最近の雨の性質では穴が空きやすく、居宅の屋根には向かない素材になってしまったとのこと。
技術の発達と一緒に損なわれるものが多いことを実感させられるお話でした。
お稲荷様のお社は以前と変わらない姿になりましたが、鳥居の文字は手書きではなく、シート貼りでした。
昔ながらの姿をしていても技術は日々進歩しています。次はもっと自然に優しい技術になりますよう、心から新しい年に願っています。
明日は資産管理部 松元さん です。