ジャイアン親父騒動 その②
2025/02/08

その①からの続き
「そこの側溝はどうなるんだ?」「こちらの境界はここだろう」「今の建物はいつ壊すんだ?」「ウチとの境のブロック塀は触らせないぞ」「次はどんな家が建つんだ?」…
もう次から次、境界ではない所を指して「ここが境界」と言い張ってみたり、古家の解体工事に口をはさんでみたり、自分の土地の反対側にある側溝の扱いを指示してみたり、土地を購入する人がその場にいたら混乱しそうな発言が止まりません。
あまりの口出しの多さに、左隣にお住まいになっている先代の長女さん(売主様の叔母、70代)の堪忍袋の緒が切れました。
「兄さん、そんなことばっかり言ってたら、まとまる話もまとまらないじゃないの!」
本当に、まとまった話を壊しそうな勢いなのですが、妹の忠告にも耳を貸さず
「先祖代々お土地を売るなんて」
「向かいの〇〇ちゃん(売主の従兄妹)も売却は嫌と言っとる」
「知らん人間が隣に住むのはみんな嫌なんだ」
「なんで土地を売らないといけないんだ」
文句の同道巡りが続くのですが、ここにジャイアン親父のわかりにくい優しさの本音がありました。
その③に続きます。